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帳場
玄関を入ると帳場があります。紙問屋を営んでいた昔、商いに使われていました。帳机・帳箪笥・小間よせ・接客用火鉢などが往時を偲ばせます。 |
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明かり取り
天井から空へ向けて切り取られた明かり取りは、明治時代の改築によって取り付けられたものです。天井からの高さは約3メートルあります。 |
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水琴窟
水琴窟は底に小さな穴をあけた瓶(かめ)を庭に逆さにして埋め込んだものです。茶室の入り口や手洗いなどの地下に造られる風流な仕掛けで、穴から落ちた水が瓶の中で反響し、琴のような涼やかな音が聞こえます。 |
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美濃史料館
美濃市の古い歴史・文化、建造物に関する史料を展示しています。うだつについて学べる「うだつ蔵」、郷土芸能である美濃流し仁輪加を紹介する「にわか蔵」もご覧いただけます。 |
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豪壮な、和紙問屋。往時の繁栄を和紙に留める
鬼瓦が小さく、破風瓦の下の懸魚もない簡素な造りは、最も古いうだつ軒飾りの形式です。大きな特徴は、破風瓦が左右に2枚で構成されている点。他家は左右1枚ずつになっています。
住宅は、江戸時代中期(18世紀末)に建てられた市内最大規模の商家で、間口12間(約22メートル)、奥行8間(約14.5メートル)、建坪96坪(316.8平方メートル)で、中2階の構え。中庭には涼やかな音を奏でる「水琴窟」が埋められ、しっとりした和情緒を堪能できます。
市指定文化財 |

住所 |
美濃市泉町1883 |
電話 |
0575-33-0021 |
開館 |
4月〜9月=am9:00〜pm4:30
10月〜3月=am9:00〜pm4:00
※入館は閉館時間の15分前まで |
休館 |
12月〜2月の火曜日
祝日の翌日、12月29日〜1月3日
※火曜日が祝日の場合は翌日
(12月29日〜1月3日は除く)
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入館料 |
大人(高校生以上)300円
団体(20名様以上)250円
※美濃和紙あかりアート館との2館共通券
=大人(高校生以上)400円
※美濃和紙あかりアート館・美濃和紙の里会館との3館共通券
=大人(高校生以上)800円
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